GT-S(Ⅲ型)の紹介

MR2との初めての出会いはボクが高校生の時でした。

日曜日に町をぶらついていた時、1台の白い車が洗われている光景を目にしました。ごく普通の日常的な光景でした。

ただその車が大変印象的で、当時は車には全く興味がなかったボクの心もつかむものでした。車体後ろのエンジンフードが中のエンジンの存在を知らしめていました。

後でそれがMR2だという事を知りました。

当時印象に残った別な車は中学校の先生が乗っていたCR-Xだけでした。

それ以来いつかは必ずMR2に乗りたいと思っていました。しかし、周りがスポーツカーに反対していたので長く乗ることはありませんでした。

免許を取って初めての愛車はDA系のインテグラでした。インテグラもそれはそれは気に入って、大事にしていました。

切れ長の目(ライト)がとても印象的で、4ドアでしたのでとても実用的でした。また、限定仕様車だったため、外装色も濃いガンメタで、本革仕様でした。

しかし、通勤途中に事故にあってしまい、やむなく廃車になってしまいました。それから通勤には絶対に大事な愛車は使用せず、足になる軽自動車を使うようになりました。

そういう経緯で中古車を探すことになりました。

ある日、通りがかった福島県のいわき市の「カーポイント」という中古車屋で、裏に停めてある1台の赤いMR2が目につきました。

そして、その日のうちに購入を決めました。現状とのことでの購入でした。

しかし、納車されてみると色々な問題が発生しました。Tバールーフ車の持病ではありますが、雨の日には雨漏りが発生しました。

そして、納車して3週間程たった頃、なんとピストンがエンジンを突き破るというアクシデントが発生しました。ありえません。

カーポイントに苦情の連絡をしたところ、「現状販売だから保障できません」との回答がきました。

当時は3S-GTEの中古エンジンも割と高価でした。修理には購入金額と同じほどかかってしまいました。

後で知ったのですが、カーポイントは悪評のあるカーショップで、何軒かの裁判も抱えていたと知りました。そして、今から7、8年前に倒産しました。
当然の結果だと思いました。

色々なアクシデントがありました。それでもMR2への愛着と情熱は15年前よりも全く変わりません。

以下、そんな経緯で手に入れたGT-Sの紹介です。

Ⅲ型。週末専用。

1人で乗るのには丁度いい大きさで、とてもキビキビ走り、思うように動いてくれます。

FRよりも駆動輪のトラクションのかかりがよく、フル加速でも横滑りもしない安心感があります。

その分、リヤタイヤの減りは早いです。

自分的に一生ものです。レストアして死ぬまで乗りたいです。

p3れいるめは

らしちてねり

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